2011.04.27 のニュース
ガソリン値上がり 再度、底値150円台乗せ ~連休前に市況構築~
ガソリン市況は仕切価格の値上げを受けて底上げされ、再度150円台に乗せてきた。
東日本大震災を機に仕切価格は据え置きとなり、ガソリンは150円/L相場に乗せたが、4月入りで供給増と減販で街道沿いでは値下がりして140円台が増加した。仕切価格は9日から値上げが実施されたが、末端市況は低迷し150円割れが増加したが、ここにきて安値が底上げされてきた。販売業者も仕切価格の値上がりと、これからの連休商戦を前にして、市況を構築する方向となってきた。街道沿いでは151~153円相場となり、業転市況は軽油、灯油などの中間留分はガソリンに比べて高値となっており、末端市況も値上がりしている。ガソリンの販売価格が152円、軽油の販売価格は132円と税金の差と同値の約20円差であったが、最近は、軽油が135~6円に値上がり15~16円差と縮小されてきた。
ガソリン市況は、仕切価格の値上げを受けてユーザー転嫁が浸透してきた。石油情報センターのガソリン価格は、3月末から152円/Lの横ばいが続いた。しかし、首都圏の街道沿いは下落傾向をみせていたが、ここにきて安値は値上がりしてきた。
原油価格は値上がりしており、WTIで112ドル/バーレル、中東産は116ドル台の高値で推移している。一方でガソリンは、販売減、供給増となっており業転市況は低迷していた。そのため、市況下落が心配されたが、コスト増による仕切価格の値上げが実施されたため、末端市況も値上がりに転じてきた。
軽油などの中間留分は、被災地での復旧作業の建設機械の投入、工場の自家発電の稼動もあり、中間留分の販売が増加しており、業転市況は、ガソリンに比ベて5円程度の高値となっている。ガソリンは供給増で低迷していたのに比べると、中間留分の方が、高値という逆転現象が生じている。
その結果、SSの店頭販売の軽油も値上がり高値となってきた。
本来は、春の行楽シーズンに入り、これからゴールデンウィークとなりガソリンの需要期となる。ガソリンは増販となり、中間領分に比べると高値となる。しかし、今年は大震災の影響で節約、自粛ムードで減販が予想されている。