2011.04.28 のニュース
ガソリン150円相場を維持 ボトム価格を底上げ ~いよいよ連休商戦に入る~
ガソリンの仕切価格は9日~16日で連続値上げ、23日には据え置き又は50銭程の小幅値上げとなった。販売業者は150円台の相場を維持することで連休商戦に入る。東日本大震災の発生後、仕切価格は据え置きが続き、販売減による供給増で4月上旬の市況は下落傾向をみせたが、安値物を底上げして再び150円相場を確保した。ここにきて3円程度の値上げが実施されており、街道沿いSSのボトム価格も151~153円となってきた。ただ、安値地区は140円台が残っているが、原油価格は値上がりしているため、ガソリン市況が値下がりすることはないとみられる。
ガソリン末端市況は、製油所のフル稼働と、販売減による供給増によって、値下がりをみせていたが、原油価格の値上がりによるコスト増で、仕切価格は連続して値上がりとなった。そのため、市況の立て直しを図ることになり、ボトム価格を底上げする。
例年、連休商戦に入ると、価格競争が展開されて値下がりするが、今年は、原油価格が値上がりしているため、市況は維持されそうである。ただ、節約、レジャー自粛で、自動車の利用が減少するため、販売減が見込まれることから、厳しい状況となる。
原油価格は、ブレントが125ドル/バーレル、中東産は118ドル、WTIが112ドルヘと値上がりし、120ドル相場も見込まれる状況となってきた。
ブレントとWTIとの価格差は15ドルとなり、大幅な価格差が生じているが、ブレントはリビアの情勢不安による原油の減産で値上がりし、WTIも投資資金の流入と、株価の上昇に連れて、値上がりに転じている。
ガソリンの価格は150円/L台から160円台も予想される状況にある。160円を超えた場合の減税(25円の減税)措置は停止となったが、北アフリカ、中東情勢次第で原油が高騰するため予断を許さない。