日刊ニュース

2011.05.09 のニュース

経産省 石油統計速報 ―22年度分― ガソリン販売1.3%増 燃料油合計は0.5%の増加

経済産業省が発表した22年度分の「石油統計速報」によると、燃料油の国内販売は合計が1億9597万KLで、前年度に比べ0.5%の微増となった。
 油種別にみると、ガソリンは5820万KLで1.3%増、灯油が2034万KLで1.4%増、ナフサは4667万KLで1.4%減、ジェット燃料油が515万KLで2.4%減、軽油は3287万KLで1.5%増、A重油が1541万KLで3.9%減、B・C重油は733万KLで5.5%増となった。
 燃料油の輸出は、合計が3028万KLで1.2%増となった。うちガソリンが200万KLで41.6%増、灯油は20万KLで44.6%減、ジェット燃料油が894万KLで7.4%増、軽油は1105万KLで2.4%減、重油計が791万KLで5.7%減となっている。
 なお、原油輸入量の合計は2億1433万KLで1.3%増となったが、南方物は738万KLで14.2%増、欧州物は1530万KLで52.5%増、大洋州が196万KLで2.6%増となった。欧州物が大幅増となったのは、ロシアが1517万KLで57.5%増となったことによるもの。
 なお、中東産は18570万KLで2.0%減となったが、それでも中東産のシェアは86.6%となっている。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
〒112-0004 東京都文京区後楽2丁目22-3
TEL:03-3814-4728
FAX:03-3814-4745
ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE