日刊ニュース

2011.05.12 のニュース

WTI反発102.55ドル 中東産も上げで106ドル台

 9日のWTI6月限は、前日より5.37ドル/バーレルの大幅な値上がりで102.55ドルとなった。前週は5日連続で約16ドルの大幅な値下がりで100ドルを割り、113ドル台から一気に97ドル台まで値下がりしていた。7、8月限は103ドル台の先高となっている。
 一方、中東産原油7月限も、4ドル以上の大幅な値上がりとなり100ドル台となった。その結果、WTIとの価格差は、一時は10ドルぐらいの価格差があったが、中東産が、前週末に大幅に値下がりしたことで、更に縮小して約3ドル差となっている。
 なお、ブレントの6月限は横ばいで113ドル台前半を維持している。
 WTIは、午前中に、ドルの対ユーロでの上伸を受けて、一時弱含んだが、すぐに切り返し、前週末の大幅な下落による下げ過ぎ感を背景に、ほぼ一本調子で値を伸ばした。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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