2011.05.23 のニュース
WTI反発100ドル超 中東産は続落106ドル台
18日のWTI6月限は、前日よ3.19ドル/バーレルの大幅な値上がりで100.10ドルとなった。前日は0.46ドルの小幅な続落で96ドル台となっていたが、再び100ドルを超えた。
一方、中東産原油の7月限は1ドル以内の小幅な続落で106ドル台となった。その結果、WTIとの価格差が、一時は約10ドル以上となっていたが、縮小して約6ドル差となった。
なお、ブレントの6月限は、約3ドルの値上がりで112ドル台となっている。
米国エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計によると、原油の在郷は積み増しの市場予想に反して、前週と変わらず、ガソリンの在庫も小幅な増加にとどまった。
また、ドライブシーズンの幕開けを間近に控えて、堅調なエネルギー需要が確認されたことから、原油の相場は一段高となり、また100ドルを突破した。