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経産省　石油統計速報　－４月分―　ガソリン販売１２％減　ＢＣ重油増販も燃料油１２％減

経済産業省が発表した４月分の「石油統計速報」によると、燃料油の国内販売量は１４１３．７万ＫＬで、前年同月に比べ１１．９％減となったが、Ｂ・Ｃ重油のみはプラスとなった。
　油種別にみると、ガソリンは４２０．４万ＫＬで１１．８％減、灯油が１３６．２万ＫＬで２５．３％減、軽油は２５７・２万ＫＬで６．０％減、ナフサは３２４．４万ＫＬで１２．９％減となった。
　燃料油の輸出量合計は１１７．８万ＫＬで、前年同月比４９．６％減、すべての油種でマイナスとなった。
　原油の輸入量合計は１７０１万ＫＬで７．７％減となり、２ヵ月連続して前年を下回った。
　国別にみると、サウジアラビアは４６６万ＫＬで１８．５％減、ＵＡＥが３９７万ＫＬで４．２％増、カタールは１４９万ＫＬで３８．４％減、イランが１２２万ＫＬで１３．６％減、クウェートは９６万ＫＬで５０．７％の大幅減となっている。
　なお、中東依存度は８４．５％で、前年同月に比べ３．５ポイント減となり、３ヵ月ぶりに前年を下回った。