2011.06.07 のニュース
4月仕切 ガソリン131円70銭 前月比で2円60銭上げ
石油情報センターの調査による4月の仕切価格(全国平均)は、レギュラーガソリンが131円70銭/Lで、前月の129円10銭に比べ2円60銭の値上がりとなった。
軽油は80円20銭で、前月の77円40銭に比べると2円80銭の値上がり、灯油が78円90銭で、前月の76円90銭に比べ2円の値上がりとなっている。
4月の原油価格は、WTIの平均が110ドル/バーレル、中東産は116ドル台で、前月に比べると7ドル程度の値上がりとなり、元売各社とも仕切価格を値上げした。
仕切価格は、3月11日に東日本大震災が発生したため、4月初旬まで据え置きとなっていたが、9日以降は連続して値上げとなり、そのまま5月の連休商戦に入った。
5月に入ってからは、原油価格が急落したため、ガソリンの末端市況は下落に転じ、小幅な変動で現在に至っている。