2011.06.15 のニュース
中東産続伸112ドル台 WTIは反落で99.29ドル
10日の中東産原油8月限は、続伸して112ドル/バーレル台となった。4日連続の値上がりで、前日比1ドル以内の値上がりとなった。
WTIの7月限は2.64ドルの値下がりで99.29ドルとなった。WTIの値下がりと中東産の値上がりで、価格差が12ドル以上に拡大した。
中東のアラビア語紙アルハヤトが、OPEC当局者の証言を引用し、「サウジが7月に原油生産を拡大する可能性がある」と報道したことにより、需給が緩和する可能性が意識され、売りが優勢となった。
なお、ブレントの7月限は1ドル以下の値下がりで118ドル台となっている。