2011.06.21 のニュース
WTI反発94.95ドル 中東産は下げて108ドル台
16日のWTI7月限は、前日より0.14ドル/バーレルの小幅な値上がりで94.95ドルとなった。前日は大幅な値下がりで、99ドル台から一気に85ドルを割ったが、反発して95ドル寸前に戻した。
中東産原油の8月限は3ドル以上の値下がりで108ドル台後半となり、6月上旬の水準に戻った。ブレントの7月限も3ドル以上の大帽な値下がりで114ドル台となっている。
米国では、先週の新規失業保険申請冊数が発表され、申請件数は前週から1万6000件減少して41万4000件となり、減少を好感してWTI原油は買いが優勢となった。
しかし、その後発表された6月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は前月の3.9からマイナス7.7に悪化したため、景気先行きに対する不安が再び台頭し、相場は一進一退の動きとなった。