日刊ニュース

2011.06.24 のニュース

WTI続伸93.40ドル 中東産も上げで107ドル台

 21日のWTI7月限は、前日より0.14ドル/バーレルの小幅な値上がりで93.40ドルとなった。17日の1.94ドル大幅値下がりで93ドル割れ寸前まで下落していたが、その後は反発に転じ、2日連続で小幅ながら続伸した。
 中東産原油の8月限も続伸した。1ドル以内の値上がりで106ドル台前半から連続値
上がりとなったものの、5月25日以来の安値となっている。ブレントの7月限も1ドル以内の小幅な値下がりで112ドル台を推移している。
 ギリシャの新内閣が、信任される見通しが広まり、欧州の首脳陣が、ギリシャの債務不履行は回避可能との見解を表明した。これを受けて、ユーロが対ドルで上昇した。一方、国際エネルギー機関(EIA)は、サウジアラビアが原油価格を増産している可能性を指摘、WTI原油相場の上げ幅は限定的となった。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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