2011.06.27 のニュース
WTI続伸95.41ドル 中東産は反落で105ドル台
22日のWTI8月限は、前日より1.24ドル/バーレルの大幅な値上がりで95.41ドルとなった。前週末の17日は1.94ドルの大幅な値下がりで93ドル割れ寸前まで下落していたが、その後は3日連続値上がりで、8月限としては14日以来の高値となった。
それに対し、中東産原油の8月限は反落した。1ドル以上の値下がりで105ドル台後半となり、前週末の水準となっている。
ブレントの7月限は1ドル以上の反発で114ドル台となり、前週末の水準に逆戻りしている。
前日、ギリシャの改造内閣が新任されたことを好感して、WTI原油相場は値上がりした。さらに米国週間在庫統計で、原油の在庫が事前予想を上回る幅の前週比減となったことで、需給逼迫懸念により、原油は値上がりとなった。
また、米連邦公開市場委員会により、実質ゼロ金利政策の据え置きが決定され、原油価格の上値は維持された。