2011.07.08 のニュース
WTI反発96.89ドル 中東産9月限105ドル台
5日、休場明けのWTI8月限は、前営業日より1.95ドル/バーレルの大幅な値上がりで96.89ドルとなった。6月10日に100ドルを割ってから上げ下げを繰り返し、前週の27日には90ドルまで値下がりしていたが、週明けには6ドル以上の値上がりを示したことになる。
中東産原油の9月限は前日より反落し、1ドル以上の値下がりで105ドル台となり、WTIとの価格差は約8ドル差となっている。
ブレントの8月限は、2営業日の続伸で、前日より1.80ドル値上がりし、113.20ドルとなっている。
米総務省が発表した5月の製造業受注額が、前月比で増加したことを受けて、米景気の先行き不透明感が後退し、原油需要が増加するとの期待感から原油が買われた。