2011.07.11 のニュース
WTI小反落96.65ドル 中東産9月限反落107ドル台
6日のWTI8月限は、前日より0.24ドル/バーレルの小反落で96.65ドルとなった。
中東産原油の9月限は前日より反発し、1.90ドル値上がりの107.10ドルとなった。これで、WTIとの価格差(9月限)は約10ドル差となっている。
ブレントの8月限は、3営業日の続伸で、前日より0.60ドル値上がりして、113.80ドルとなっている。
中国人民銀行(中央銀行)が政策金利の引き上げを発表したことで、同国の需要減に対する不安を煽ったほか、ギリシャ債務問題に加え、米格付け大手によるポルトガルの格下げなどを受けた先行き不安から、ユーロ売りが活発化しドール建ての原油相場を圧迫した。
ただ、5週連続となる原油在庫減少観測を好感した買いも入り、引けまでもみ合いが続いた。