2011.07.12 のニュース
WTI反発98.67ドル 中東産9月限108ドル台
7日のWTI8月限は、前日より2.02ドル/バーレル反発の98.67ドルとなった。2ドル以上の反発は、6月28日以来である。
中東産原油の9月限は前日よりさらに続伸し、1.70ドル値上がりの108.80ドルとなった。これで、WTIとの価格差(9月限)は9.66ドル差となっている。
ブレントの8月限も続伸で、前日より一気に3.80ドル値上がりの117.60ドルとなっている。
米民間雇用サービス会社ADPの集計調査結果は、6月の民間部門の雇用者数が前月比で151万7000人の増加と、エコノミストの予想中央値7万人増を大きく超える勢いとなり、米景気回復への期待から買いが優勢となった。さらに米エネルギー情報局発表の週間在庫統計で原油が88万9000バーレル減少の3億5860バーレルと、4月以来の低水準をつけたことも相場を後押しした。