2011.07.15 のニュース
WTI反発97.43ドル 中東産9月限続落109ドル台
12日のWTI8月限は前日の95.15ドル/バーレルより反発し、2.28ドル上がりの97.43ドルとなった。
中東産原油の9月限は前日より統落し、0.80ドル値下がりの109.70ドルとなった。WTIとの価格差(9月限)は11.85ドル差と前日より縮小した。
ブレントの8月限は前日より反発し、0.90ドル値上がりの117.40ドルとなった。
欧州中央銀行による国際市場介入のうわさを受けて、欧州の信用不安が緩んだことで市場に買い気が戻ったほか、外国為替市場でユーロが買い戻され、ドル安に転じたことで相場が押し上げられた。
同日、米エネルギー省やOPECが今年の原油需要の見通しを引き下げたが、買い材料が勝ることとなった。