日刊ニュース

2011.07.22 のニュース

WTI反発97.50ドル 中東産9月限110ドル台

 19日のWTI8月限は前日の95.93ドル/バーレルより反発し、1.57ドル値上がりの97.50ドルとなった。
 中東産原油の9月限は前日の111.30ドルより反落し、0.50ドル値下がりの110.80ドルとなった。WTIとの価格差(9月限)は12.94ドル差となり、前日よりさらに縮小となった。
 ブレントの8月限は前日の117.60ドルより反発し、1.20ドル値上がりの118.80ドルとなった。
 10月限のWTIは98.24ドル、中東産が111.30ドル、ブレントは117.40ドルとなっている。
 6月の米住宅着工件数が前月比の15%増となったこと、市場予想を上回る米企業の決算発表を受けて株価が上昇し、原油が買われた。
 また、オバマ大統領が上院の財政赤字削減計画への支持を表明し、米国の債務不履行懸念が後退したことも、米国の経済成長への期待感に繋がり、相場を支えた。

提供元:株式会社 セントラル通信社
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