2011.07.26 のニュース
WTI小幅続伸99.13ドル 中東産9月限111ドル台
21日のWTI9月限は前日の98.40ドル/バーレルより小幅続伸し、0.73ドル値上がりの99.13ドルとなった。
中東産原油の9月限は前日の111ドル台後半より反落し、0.40ドル値下がりの111ドル台前半となった。WTIとの価格差(9月限)は12ドル台前半となり、前日より縮小となった。
ブレントの8月限は前日の119ドル台前半より続伸し、0.60ドル値上がりの120ドル台となった。
10月限のWTIは99.46ドル、中東産が111ドル台後半、ブレントは119ドル台となった。
フィラデルフィア連銀が発表した7月の製造業界景況指数が前月のマイナス7.7から3.2へと改善したことや、IEAが戦略石油備蓄放出を延長しないと表明したことを材料に、相場が上昇した。また、欧州においてギリシャ支援が進展するとの報道がなされ、ユーロ高になったことも原油買いを誘った。