2011.07.27 のニュース
来年度予算要求は遅れる 9月以降にずれ込む公算も
来年度のエネルギー関係予算要求は、8月末までに作成するのは難しい状況となっている。本来ならば、8月末までには予算(案)をまとめるところであるが、原発問題で方向性が決まらず、そのため予算要求が難しくなっている。
原発問題は現状維持か脱原発か縮小するのか、広く議論することになり、経産省事務局で決めることは不可能な状況であるため、政治的な決着が求められる。
それにしても、菅首相、海江田経産大臣も退任を表明しており、次の世代に交代することになれば、時間的にも無理がある。
予算要求が8月末を過ぎることは異例であるが、時間的な余裕もないのが現状である。