2011.08.01 のニュース
WTI急反落97.40ドル 中東産9月限112ドル台
27日のWTI9月限は前日の99.59ドル/バーレルより急反落し、2.19ドル値下がりの97.40ドルとなった。
中東産原油の9月限は前日の112ドル台前半より小幅反落し、112ドル前後となった。WTIとの価格差は14ドル台後半となり、前日より拡大となった。
ブレントの8月限は前日の119ドル前後より変動なしの横ばいとなっている。
10月限のWTIは97.84ドル、中東産が112ドル台前半、ブレントは118ドル台前半となっており、11月限のWTIは98.33ドル、中東産が112ドル台後半となっている。
米エネルギー情報局の週間在庫統計で、原油在庫が前週比230万バーレル増と市場予想に反し大幅な積み増しが発表され、それが嫌気され、売りが膨らんだものである。
米商務省の発表した6月の耐久財受注額が前月比2.1%減と景気減退への懸念が強まったことも原油相場下押しの弱材料となった。