2011.08.01 のニュース
ガソリン減、灯油増で推移 前年とは様変わりの動き
ガソリン在庫は、石連週報(17~23日)では198万KLで200万KLを割る低位で推移している。
前週に比べ14万KLの減、前年同期に比べると40万KLも低い水準である。生産も前週に比べると減産となっているのと出荷(販売)が好調で推移しているためである。
灯油在庫は254万KLで前週に比べ15万KLを積み増し、前年に比べると60万KL程度の増加となっている。前年に比べると灯油在庫は増加、ガソリンが減少するという状況で推移している。
ガソリンは6月ごろから国内は供給不足気味で業転市況も値上がりしており、一部では輸入で対応している。灯油は早めの在庫の積み増しとなっているが、供給増ではなく前年が低位であったための反動である。
軽油は200万KLで前週に比べると2万KLの減であるが、前年に比べると高い。A重油は103万KLで前週の横ばいで推移している。