2011.08.02 のニュース
WTI小幅反発97.44ドル 中東産9月限112ドル台
28日のWTI9月限は前日の97.40ドル/バーレルより小幅反発し、0.04ドル値上がりの97.44ドルとなった。
中東産原油の9月限は前日より値動きなしの112ドル前後となった。WTIとの価格差は14ドル台となり、前日よりやや縮小となった。
ブレントの8月限は前日の119ドル前後より続伸し、119ドル台前半となっている。
10月限のWTIは97.87ドル、中東産が112ドル台前半、ブレントは118ドル台前半となっており、11月限のWTIは98.35ドル、中東産が112ドル台前半となっている。
週間の米新規失業保険申請件数は前週マイナス2万4000件、エコノミスト予想値(41万5000件)を下回る39万8000件と、米景気が緩やかに回復し原油需要が増えるとの期待から買いが優勢となった。しかしながら、米債務上限引上げを巡る与野党間交渉が依然として難航していることから、積極的に買い込む動きは限られた。