2011.08.22 のニュース
ガソリン小幅値下げに止まる 原油価格は値上がり気味へ
ガソリン市況は、小幅な値下げに止まっている。石油情報センターのガソリン市況調査(15日)は、150円20銭/Lで前週に比べ60銭の値下がり、四捨五入では150円となり、前週の151円に比べると1円の値下がりとなった。各地も1円前後の値下げとなっており、仕切価格の3円程度の値下げに比べると下げ幅は小幅にとどまっている。
街道沿いSSでは、先行して3~4円の値下げに踏み切っているが、今回の調査が旧盆中の15日(月)であったこともあり、平均すると1円の値下げとなっている。
月末に向けて今後の市況が注目されるが、販売動向に絡んでくる。猛暑が続き増販が期待されている。しかし、原油価格も一時の急落から反発して値上がり、中東産も105ドル/バーレルと100ドル台に乗せているため、業転市況の反発も予想されている。