2011.08.29 のニュース
WTI反落85.16ドル中東産急落104ドル台
24日のWTI10月限は、前日の85.44ドル/バーレルより小幅反落し、0.28ドル値下がりの85.16ドルとなり、今週の値動きは84~85ドル台を推移している。
中東産の10月限は前日よりさらに続伸し、105ドルに迫ろうとしている。
WTIとの10月限の価格差は19ドル台となり、前日より拡大となった。
ブレントの9月限は前日よりさらに続伸し、1ドル半以上値上がりの112ドル台前半となった。
11月限のWTIは85.53ドル、中東産が104ドル台後半、ブレントは110ドル台前半となっている。
7月の米耐久財受注額が前月に比べて4.0%上昇となったことより買いが進み、米エネルギー情報局発表の週間在庫統計で原油在庫が前週と比べてマイナス220万バーレル取り崩されたことも需給引き締まりの観測を強め値を上げた。一方で、在庫統計でガソリンと中間留分が共に増加したことで上値が重く終盤にはドル高を受けて、結局マイナス値で引けた。