2011.09.02 のニュース
経産省 石油統計速報 ―7月分― ガソリン販売4.3%減
経済産業省が発表した7月分の「石油統計速報」によると、燃料油の国内販売量は1552.4万KLで、前年同月に比べ0.6%減となったが、A重油とB・C重油はプラスとなった。
油種別にみると、ガソリンは507.2万KLで4.3%減、灯油が61.0万KLで2.9%減、軽油は278.6万KLで2.2%減、A重油が114.7万KLで5.7%増、B・C重油は173.3KLで3.4%増、ジェット燃料油が34.8万KLで24.1%減、ナフサは382.7万KLで5.7%増となった。
燃料油の輸出量合計は279万KLで0.6%減となったが、ジェット燃料油、灯油、B・C重油は増加となった。
原油の輸入量合計は1730万KLで1.9%減となり、5ヵ月連続して前年を下回った。国別にみると、サウジアラビアは581万KLで36.5%増、UAEが346万KLで7.2%減、カタールは184万KLで12.9%減。
なお、中東依存度は89.9%で、前年同月に比べ4.3ポイント増となり、4ヵ月ぶりに前年を上回った。