2011.09.05 のニュース
WTI小反落88.81ドル 中東産続伸109ドル台
31日のWTI10月限は前日の88.90ドル/バーレルより小幅反落し、0.09ドル値下がりの88.81ドルとなったが、前週末より3.44ドルの値上がりとなっている。
中東産の10月限は前営業日よりさらに続伸し、109ドル台後半となり、再び110ドル台に迫っている。
WTIとの10月限の価格差は20ドル台となり、前日より縮小となった。
ブレントの9月限は前日よりさらに続伸し、116ドル台後半となった。
11月限のWTIは89.16ドル、中東産が109ドル台前半、ブレントは114ドル台となっている。
欧州市場、および米市場でも株価が大幅に上昇し、米経済指数、雇用関連指数、景況指数などの好転が安堵感を呼び、原油価格は上昇した。
ただ、米エネルギー情報局より原油在庫が前週比530万バーレルと大幅増加した反面、ガソリン在庫が前週比280万バーレル減と発表されたことなど引けまで売り買い材料が交錯して、結局弱もちあいとなった。