2011.09.12 のニュース
WTI急伸89.34ドル 中東産11月限109ドル台
7日のWTI10月限は前日の86.02ドル/バーレルより急伸し、3.32ドル値上がりの89.34ドルとなった。
中東産の11月限は前日より反発し、109ドル台前半となっている。
WTIとの11月限の価格差は19ドル台となり、前日より小幅縮小となった。
ブレントの10月限は前日より大幅続伸し、115ドル台後半となった。
12月限のWTIが89.86ドル、中東産が108ドル台半ば、ブレントが114ドル台前半となっている。
世界的な株価の持ち直しや、米市場において、オバマ大統領が3000億ドル強の景気刺激策を打ち出すとの見方がリスク投資意欲の回復につながり、原油買いの材料となった。
さらにメキシコ湾南部を広範囲に覆っている低気圧が今後新たに熱帯低気圧に発達する可能性があるとの観測もあり、供給逼迫懸念が相場を一段と押し上げた。