2011.09.14 のニュース
石油製品を国家備蓄で保有 民間タンク活用で、運用量を検討
経済産業省は、来年度予算要求で灯油等の製品を国家備蓄として積み増しするが、その運用方策について検討を行なっている。
国家備蓄は現在は原油で行なっているが、製品備蓄となると長期備蓄では劣化するため、民間企業のタンクを活用することになる。現行方式は原油を国が保有しているが、その運用はJOGMECに委託、備蓄会社が管理している。製品備蓄となると、稼働中の民間製品タンクに保管することになり、緊急時に際して放出は簡単であるが、国家備蓄分と民間備蓄分をどのように区分してカウントするか細目を決めることになる。