2011.09.14 のニュース
WTI続落87.24ドル 中東産11月限109ドル台
9日のWTI10月限は前日の89.05ドル/バーレルよりさらに続落し、1.81ドル値下がりの87.24ドルとなった。
中東産の11月限は前日より反落し、109ドル台前半となっている。
WTIとの11月限の価格差は22ドル台となり、前日より拡大となった。
ブレントの10月限は前日より大幅反落し、112ドル台後半となった。
12月限のWTIが87.68ドル、中東産が108ドル台後半、ブレントが110ドル台半ばとなっている。
ギリシャ債務問題に関して、ユーロ圏諸国の国債買い取りに反対していたシュタルク欧州中央銀行専務理事が辞任し、ギリシャ支援をめぐる先行き不透明感が強まり、ドル買いが膨らみ対ユーロで急伸し、割高感が圧倒材料となった。またオバマ大統領の雇用創出計画も、その実現性に懐疑的な見方が台頭し、相場の重しとなった。