2011.10.03 のニュース
WTI反落81.21ドル 中東産11月限103ドル台
28日のWTI11月限は前日の84.45ドル/バーレルより反落し、3.24ドル値下がりの81.21ドルとなった。前週22日に80ドル台となってから、値動きの上下が激しい。
中東産の11月限は前日より小幅続伸し103ドル台後半となった。
WTIと中東産との11月限の価格差は22ドル台となり、前日より拡大となった。
ブレントの10月限は前日より反落し、108ドル台後半となった。
12月限のWTIが81.46ドル、中東産が102ドル台後半、ブレントが105ドル台となっている。
輸入量増加や製油所稼働率低下により、原油在庫量が積み増し(前週比190
万バーレル増)となり売り材料となったほか、軟調な株式相場やドル高・ユーロ安の動きも相場の重しとなった。
相場は6月末以降15%安と、四半期ペースでは2008年第四半期以来の大幅安となる見通しである。