2011.10.04 のニュース
WTI反発82.14ドル 中東産11月限102ドル台
29日のWTI11月限は前日の81.21ドル/バーレルより反発し、0.93ドル値上がりの82.14ドルとなった。
中東産の11月限は前日より反落し、102ドル台前半となった。
WTIと中東産との11月限の価格差は20ドル台となり、前日より縮小となった。
ブレントの10月限は前日より続落し、107ドル台半ばとなった。
12月限のWTIが82.34ドル、中東産が101ドル台前半、ブレントが103ドル台後半となっている。
ユーロ圏の財政危機国を支援する欧州安定金融基金の機能拡充法案をドイツ議会が可決して、欧州債務問題対応が進展する期待から、景気減速懸念が和らぎ原油が買われた。
また、米新規失業保険申請件数が前週より改善され、39万1000(市場予想42万件前後)となり、2011年4月~6月期の米実質国内総生産(GDP)確定値も前期比1.3%増(市場予想1.2%増)と、これらの統計結果も支援材料となった。