2011.10.04 のニュース
ガソリン販売2.1%減 軽油3.6%減、燃料油0.9%増
経済産業省が発表した8月分の「石油統計速報」によると、燃料油の国内販売は1632.0万KLで前年同月に比べて0.9%増となり、6ヵ月ぶりに前年を上回った。
油種別にみると、ガソリンが544.7万KLで2.1%減となり、ナフサが413.8万KLで4.4%増、ジェット燃料油が45.3万KLで5.6%減、灯
油が56.4万KLで14.5%減、軽油が264.8万KLで3.6%減、A重油が96.8万KLで7.8%減、B・C重油が210.4KLで22.2%増となった。
燃料油の輸出合計は285.8万KLで15.7%減となり、2ヵ月連続して前年を下回った。また、輸入合計は354.4万KLで23.8%となり、3ヵ月連続して前年を上回った。
原油の輸入量は1727万KLで2.5%減となり、6ヵ月連続して前年を下回った。
輪入量の多い順にみると、サウジアラビアが501万KLで2.7%減となり、アラブ首長国連邦が406万KLで22.1%増、カタールが171万KLで28.7%減、イランが150万KLで5.6%増、ロシアが98万KLで29.3%減と続いている。
なお、8月の中東依存度は82.8%となり、前年同月に比べ2.0ポイント減と、前
年を下回った。