2011.10.13 のニュース
ガソリン市況下落続く 仕切価格の連続値下げで対策なし
ガソリンの仕切価格は8日から1円/L程度の値下がりとなった。前週も70銭~1円の値下がりとなっており8月からは連続値下がりとなっている。そのため末端市況も値下がりが続きそうである。
石油情報センターの調査価格(3日)も平均は144円となり、前週に比べると1円の値下がりとなったが、8月初めの151円に比べると通算で7円の値下がりとなっている。毎週の値下がりとなり、今後も値下がりが続きそうである。
首都圏の街道沿いは140円/Lを割っており、137~8円、HCなどは129円、カード会員価格は、これを下回る安値も散見している。
原油価格は中東産が8月エ取の先物も8月初めは70円/Lから最近は60円程度へと値下がりしている。
市況下落は、9月に入って減販となっているためで、販売業者間でもあせりが出て価格競争が表面化したものである。仕切価格も連続して値下がりとなっているが、ここにきて原油価格も反発しており、市況立て直しの動きが出るのか、もう少し様子をみることになる。