2011.10.13 のニュース
WTI続伸85.41ドル 中東産12月限101ドル台へ
前営業日の7日の82.98ドル/バーレルよりさらに続伸し、2.43ドル値上がりの85.41ドルとなった。前週の月曜日は77ドル台の安値傾向であったが、9月21日以来の85ドル台の高値に戻してきた。
中東産の12月限は前営業日の7日より続伸し、再び100ドル台に戻しており、10日は101ドル台前半となった。
WTIと中東産との12月限の価格差は15ドル台となり、前営業日より縮小となった。
ブレントの11月限は前営業日より続伸し、109ドル台半ばとなり、110ドル台に迫る勢いである。
1月限のWTIが85.67ドル、中東産が100ドル台半ば、ブレントが105ドル台後半となっている。
独仏両首脳は9日ベルリンで会談し、欧州の銀行における資本の増強を進める方針で一致した。リスクの投資意欲の改善から、原油相場が堅調になった。米株価の急反発や対ユーロドル安により、さらに買いに弾みがついた。