2011.10.20 のニュース
WTI反落86.38ドル 中東産12月限109ドル台
17日のWTI11月限は前営業日の86.80ドル/バーレルより反落し、0.42ドル値下がりの86.39ドルとなった。
中東産の12月限は前営業日より大幅続伸し、109ドル台となった。前週の月曜日よ
り、8ドル弱の値上がりとなっている。
WTIと中東産との12月限の価格差は22ドル台前半となり、前日より大幅拡大している。
ブレントの11月限は前営業日より反落し、112ドル台前半となった。
1月限のWTIが86.80ドル、中東産が108ドル台前半、ブレントが109ドル台後半となっている。「23日に開催されるEU首脳会議では債務危機に対する最終的解決策は提示されない」とのドイツ財務相による発言を受け、為替相場がドル高ユーロ安に反転し、原油の割高感が浮上した。
また、米株価の大幅下落し、ニューヨーク連邦準備銀行が発表した10月のニューヨーク州製造業景況指数が市場予想を下回ったことも、投資家心理に多大な影響を及ぼした。