2011.11.01 のニュース
WTI反発93.96ドル 中東産12月限107ドル台
27日のWTI12月限は前日の90.20ドル/バーレルより大幅反発し、3.76ドル値上がりの93.96ドルとなった。4ドル弱の大幅な値動きは10月5日の前日より4.01ドル反発以来である。
中東産の12月限は前営業日より1ドル弱反落し、107ドル台となった。
WTIと中東産との12月限の価格差は13ドル台となり、前営業日よりさらに縮小している。
ブレントの11月限は前日より1ドル半以上反発し、112ドル台半ばとなった。
EU首脳会議において、ギリシャ債務の元本削減や銀行の資本増強などを盛り込んだ包括戦略が合意されたことが好材料となり、米商務省が発表した2011年第3四半期(7~9月)の実質国内生産(GDP)速報値が前期比年率2.5%増と一年ぶりの高い伸びを示したことを受け、景気回復への期待感から原油相場が大きく上昇した。