2011.11.04 のニュース
WTI続落93.19ドル 中東産12月限105ドル台
31日のWTI12月限は前営業日の93.32ドル/バーレルより小幅続落し、0.13ドル値下がりの93.19ドルとなった。
WTIは、前週より6営業日連続して90ドル以上94ドル未満を推移している。
中東産の12月限は前営業日より2ドル以上反落し、105ドル台後半となった。
WTIと中東産との12月限の価格差は12ドル台後半となり、前日より小幅縮小している。
ブレントの11月限は前営業日より2ドル続落し、108ドル台後半となった。
日本政府・日本銀行が外国為替市場で円売り・ドル買い介入に踏み切ったことにより、ドルが対円で大幅上昇したほか、対ユーロなどの主要通貨でも上伸し、割高感から売りが広がった。
また、欧州各国が合意した包括戦略の実効性をめぐり懐疑的な見方が広まり、欧米株価が下落したことも圧迫材料となった。