日刊ニュース

2011.11.09 のニュース

WTI続伸94.26ドル 中東産12月限107ドル台

 4日のWTI12月限は前日の94.07ドル/バーレルより続伸し、0.19ドル値上がりの94.26ドルとなった。
 中東産の12月限は前日よりさらに続伸し、107ドル台後半となった。
 WTIと中東産との12月限の価格差は13ドル台半ばとなり、前日より2ドル以上拡大している。
 ブレントの11月限は前日より反発し、112ドル台前半となった。
 1月限のWTIが94.19ドル、中東産が106ドル台、ブレントが110ドル台前半となっている。
 G20会議が閉幕し、各国から欧州金融安定化基金への参加表明がなかったことで、債務危機対応への先行き懸念が台頭し、ドルが対ユーロで上伸したことで、原油相場が一時下落する場面となった。
 その後、10月米雇用統計の発表により、失業率が前月の9.1%から9.0%に低下したことなどが好材料となり、相場の安定をみた。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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