2011.06.17 のニュース
石油火力の位置づけを検討 ―緊急時に備え平時の石油シェアを確保―
東日本大震災による福島原発事故で、電力用C重油の増販を期待したが、今のところ予想外れとなっている。原発から即石油火力にシフトするのではなく、まず、コストの安いLNG、石炭にシフト、最後に石油でカバーするという順となっているためである。だが、これを機に石油火力による電源確保のあり方を再度、検討すべきである。 現在、石油火力は災害で操業を停止したのと、脱石油政策ですでに操業を停止したものもあり、稼動するには点検作業の必要から時間がかかるため、本格的に立ち上がるのは7月以降となる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
14日のWTI7月限は、前日より2.07ドル/バーレルの大幅な値上がりで99.37ドルとなった。6月に入ってから100ドル台が4日間続いたが、その後は2日間隔で100ドル前後を上下していた。しかし前週末から3営業日連続で100ドル以下が続いている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
調査価格 ガソリン147円40銭 前週に比べ20銭の値下がり
石油情報センターの週次調査(13日)によると、ガソリンは147円40銭/Lで、前週の147円60銭/Lに比べると20銭値下げとなった。 軽油は128円70銭/Lで、前週の128円80銭/Lに比べると10銭値下げとなった。 灯油(SS店頭)は93円70銭/Lで前週の93円80銭に比べると10銭の値下 げとなった。仕切価格は4日・11日から連続して値上げとなったが、末端市況は小幅下げとなった。
(提供元:日刊石油タイムズ)