2011.09.08 のニュース
1日の最高気温が30度以上の真夏日となった気象庁の延べ観測地点数を7月1~9月5日で比べると、今年は昨年より約2割少ない。35度以上の猛暑日は約6割少ない。月別でみると、今年は7月2~18日と8月8~14日までが、猛暑と言われた昨年より暑 い日が多かった。9月に入っても多くの地点で暑い日が続いているが、昨年は桁違いに猛暑日が多かったので、今年は幾分過ごしやすかったということになるが、節電に伴う冷房セーブで体感温度的には相応の我慢も求められた。
(提供元:ぜんせき)
石油需要の増加は見込めず ―原発見直し、サプライチェーン強化―
野田内閣が発足して、鉢呂経済産業大臣が就任、ようやくエネルギー基本計画の見直し作業に取り組むことになった。経産省では9月末には総合エネルギー調套巷開催して、2030年に向けた長期エネルギー見通しの改定、原発政策の見直しを検討、年末までに中間とりまとめを行なう。 原発政策の見直しに関しては、原発が減少することで電力の電源構成が議論となるが、石油の需要増は望めない。緊急時の対応で石油の役割は評価され、サプライチェーンの維持・強化としては製品の国家備蓄の積み増しなどの支援策が打ち出されるが、石油需要の増加というシナリオはない。
(提供元:日刊石油タイムズ)
5日のWTIは米国市場休場のため、WTIの最近の値動きを振り返ってみる。 10年平均が79.61ドル/バーレル、11年3月平均が102.98ドル、4月が110.04ドル、5月が101.36ドル、6月が96.29ドル、7月が97.34ドル、8月が86.34ドルとなっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)