2011.09.13 のニュース
仕切価格の値下がりからガソリンは下落しているが、販売業者が適正マージンを確保できるのかが問われている。末端市況が下落しており、仕切価格の値下がり分を上回ってお り、マージンは減少してきた。さらに販売減となっており、SS経営は厳しくなってきた。 ガソリンのマージンについては一販売SS(フルサービス)では12円/L以上が必要であるとしているが、HC、量販店(セルフ)などは5円で経営が成り立つとしており、その差が7円となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
8日のWTI10月限は前日の86.34ドル/バーレルより小幅反落し、0.29ドル値下がりの89.05ドルとなった。 中東産の11月限は前日よりさらに続伸し、110ドル台前半となっている。 WTIとの11月限の価格差は21ドル台となり、前日より拡大となった。 ブレントの10月限は前日より続伸し、116ドル台前半となった。 12月限のWTIが89.49ドル、中東産が109ドル台前半、ブレントが114ドル台前半となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
石油製品の販売は電力用C重油が増加しているが、他油種は減少しているため、石油処理は減産か横ばいとなっている。増販となっているのはC重油のみであり、ガソリンも減販となっている。 C重油は電力用が増販となっているが、電力側がLSC重油の輸入増で対応しているため、国内生産は増加しているものの小幅に止まり、大幅な増産を期待していたが予想外れとなっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)