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2011.11.08 のニュース

「72時間の壁」に立ち向かう提言  

 「72時間の壁」という言葉がある。災害で倒壊した家屋などから人命を救助する場合、発生から72時間が経過すると脱水症状や低体温症などが原因で、生存率が急激に低下する。もちろん例外もあるが一般的にこう呼ばれている。  つまり災害発生時に最優先すべき人命救助のためには、この3日間が最も大事 な時間なのである。そのため救助作業のための緊急車両や病院などがフル稼働することになる。したがって災害発生初期には当然、緊急車両への給油や病院が備えている自家発電機への燃料供給が必要となる。この供給要請に応えることが、わが石油業界がまず第一に取り組むべき緊急時対応である。

(提供元:ぜんせき)

減販、マージン減を在庫評価益で相殺 ―製油所の操業停止が業績に影響―  

 石油各社の上期決算が出揃った。石油製品の販売は、東日本大震災の影響で前年に比べると減販、マージン減となったが、原油価格が高値で推移したため在庫評価益が発生した ことと、石油化学が市況を回復、石油開発が利益を確保したため前年に比べ増益となった。7月~9月で原油価格が下落したため、4月~6月の在庫評価益が縮小され7月~9月は減益となるケースも出ている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン202万KLで0.6万KL増 灯油在庫340万KLで6.4万KL増  

 石油連盟が発表した「原油・石油製品供給統計週報―全国版10月23日~29日 ―」によると、「石油製品週末在庫量のうち、ガソリンが201.5万KLで対前週差0.6万KL増、軽油が156.9万KLで5.7万KL減となり、石油製品在庫合計は1282.8万KLで27.0万KL増となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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