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2011.12.19 のニュース

その粗利で大丈夫なのか  

 事業者、SSごとに多少の温度差はあるのだろうが、ガソリンの売行きが鈍い。寒波に波長を合わせ、前週よりは今週、今週よりも来週、という具合に、じりじりと増えてはいるものの、期待された灯油も需要の最盛期の12月に在庫が増えるという珍記録に象徴されるように、極めて悪い。  これらが集約される元売が被る売れ行き不振の影響は。さらに深刻だ。数量が不振なら、単位粗利を底上げして全体収益を支える方向へ踏み出さざるを得ないから、元売は必死になってガソリン卸価格の値崩れを支えようとしているように見える。

(提供元:ぜんせき)

WTI急落94.95ドル 中東産2月限107ドル台  

 14日のWTI1月限は四日の100.14ドル/バーレルより急落し、5.19ドル値下がりの94.95ドルとなり、95ドル割れは11月4日以来の安値となった。  中東産2月限は前日より1ドル以上値上がりして、107ドル台前半に乗せてきた。  WTIと中東産との2月限の価格差は12ドル台となり、前営業日より拡大した。  ブレントの1月限は前日より3ドル近く値下がりして106ドル台前半に収まった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

先行実施対策を推進へ ―製品備蓄、天然ガス、地熱開発に取り組むー  

 有識者で審議している「資源・燃料の安定供給確保のための先行実施対策」は、近く決定する。東日本大震災における被災地の復興対策、その後の石油、LPG、ガスなどの安定供給策の議論をまとめ。予算要求、新政策に反映させることになる。すでに補正予算、来年度予算要求には織り込み済みであるが、予算確保の目標達成、拡充を狙うものである。  先行実施対策の叩き台は、経産省事務局が提示しており、関係業界の意見を聞きながら、有識者会議の意見を取り入れて方針を決めるもので、経産大臣の了解を得ることになっている。現在、審議中の総合資源エネルギー調査会の原発政策とは違い対立軸はない。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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