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2012.02.22 のニュース

石連、エネ政策見直しで提言 ―数値を提示して実現を狙うー  

 石油連盟は、エネルギー政策の見直し議論の状況下で、石油の安定需要確保のための4次提言をまとめ、エネルギー基本計画に織り込むよう政府、関係者に働きかけをする。  具体的な提言は、①サプライチェーンを維持するためにも石油の需要減少に歯止めをかけ2020年度には1.8億KL(2010年度は約2億KLであるため8%減)を維持する、②電源構成で石油火力を現行の7%から15%に引き上げる、と数値を示しており、その実現を期すことになる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続伸103.24ドル 中東産4月限117ドル台  

 17日のWTI3月限は前日の102.31ドル/バーレルより続伸し、0.93ドル値上がりの103.24ドルとなり、1月4日の103.22ドルを更新し、今年の最高値となった。  中東産の4月限は前日より1ドル以上値上がりして、117ドル台前半に乗せてきた。  WTIと中東産との4月限の価格差は前日より拡大して13ドル台後半となった。  ブレントの3月限は前日より値下がりして、119ドル台前後に収まった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン転嫁が始動 ボトム140円台に乗せる ~原油は急騰、円安も重なる~  

 末端のガソリン市況は値上がりとなってきた。1月中旬には、ボトム143円相場を形成したが、月末には一気に急落して140円を割り込み135円~138円となってきた。安値は130円割れとなり混迷した。市況下落の要因は販売が落ち込み、販売業者間にあせりが出たため、価格競争に発展したことによる。  しかし、原油価格は値上がり方向となり、先物、業転市況が値上がりしてきたこともあり、状況は急変してきた。そのため販売業者もユーザー転嫁に取り組むことになった。まず、安値を140円台に乗せることになっているが、原油価格の値上がりが急であり、販売業者の足並みも揃いそうである。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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