2012.03.02 のニュース
再生可能エネルギーを過大評価 ―化石燃料の重要性を欠くことを懸念―
エネルギー政策の見直しの議論が総合資源エネルギー調査会・基本問題検討委員会で進んでいるが、総論から各論となり、数値を織り込むエネルギーミックスの選択肢をまとめる段階となってきた。この春にはとりまとめ、夏には新・エネルギー計画を策定する。 エネルギーミックスの選択肢では、各委員の意見がまとめることは難しいため、電源構成、一次エネルギー供給について、数値で3月9日までに回答を求めている。その結果を14日に開催を予定している基本問題委で紹介するが、原発の構成比では、大きな差が出そうである。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン値上げへ ボトム147円へ引き上げ ~連続仕切上げを受けて転嫁~
ガソリンの仕切価格が25日より約3円の値上がりとなったことから、首都圏の街道沿いのSSでは、ボトム価格が147円/Lを目安にして、ユーザー転嫁に取り組んでいる。仕切価格は3週連続値上がりとなり、累計すると6円50銭~7円の値上がりとなった。仕切価格が130円を超えているため、前週にはボトム143円~145円の値上がりとなって、さらに引き続き147円を目指すものである。
(提供元:日刊石油タイムズ)
石連週報(25日)によると、灯油在庫が168万KLとなり、前週に比べて10万KLの減少、前年に比べると30万KLの減少となった。 ガソリン在庫は197万KLとなり、前週に比べて2万KLの減少、前年に比べると27万KLの減少となった。ガソリンも200万KL割れの低在庫状態が続いている。 灯油は170万KLを割る低水準であり、今後も冷え込みが続くと供給不足が懸念される。29日には低気圧と寒気の影響で関東地区は雪となり、灯油の使用が増えることでさらに在庫が減少しそうである。
(提供元:日刊石油タイムズ)