2012.03.27 のニュース
国民生活や経済活動を支える石油製品。品質上問題ない製品を安定的に消費者に届けることか石油業界の社会的な責務となっている。全国石油協会の全国9ヵ所の試験センターは、石油製品の品質確保の“最後の砦”として、不適合品の流通の未然坊止に日々取り組んでいる。9試験センターでは主に、全国のSSからの分析受託と、国の委託を受けて、事前通告なしに抜き打ちで全国のSから石油製品を試買し、品質分析を行う試買分析を行っている。
(提供元:ぜんせき)
ガソリン市況は値上がりを続けているが、仕切価格の値上がり分を下回っており、販売業者はユーザー転嫁に対して未遂分を残している状況である。 仕切価格は2月11日から6週連続上昇となり、累計で15円50銭/Lの値上がりとなった。一方、末端価格は2月13日の143円(石油情報センター調査)から5週連続値上がりして、3月19日には156円となり、累計で13円の値上がりとなった。これらを相殺すると、差額2円50銭が未達となる。
(提供元:日刊石油タイムズ)
22日のWTI5月限は前日の107.27ドル/バーレルより反落し、1.92ドル値下がりの105.35ドルとなったが、依然として高水準を維持している。 WTIの先物相場6月限が105.84ドル、7月限が106.29ドル、8月限が106.61ドル、9月限が106.78ドルで取引されている。 中国とユーロ圏の3月の購買担当者景気指数が前月より低下し、ドルがユーロに対して上昇、ドル建てで取引される原油の割高感から原油の売りが先行したそのため。
(提供元:日刊石油タイムズ)