2012.05.22 のニュース
ガソリンの安値販売が要因となって、レギュラーガソリンをハイオクと偽る不正販売が摘発され、行き過ぎた価格競争に問題があると指摘されている。 茨城県龍ケ崎市の有限会社エム・ワイ産業は龍ヶ崎SSで不正販売を行なったため、消費者庁は不当景品類及び不当表示防止法に基づく措置命令を出し、行政処分を行なった。 これを受けて、資源エネルギー庁は消費者利益の観点から、適正な品質の揮発油を安定的に供給することが極めて重要との認識の立場から、全国石油商業組合連合会に対し、日本工業規格に適する揮発油等の徹底販売を行なうよう要請した。
(提供元:日刊石油タイムズ)
ガソリン仕切1.9円~2.7円下げ 業者、連続値下げで対応に苦慮 ~前回の仕切改定分を調整~
ガソリン仕切価格は、19日(土)から1.9円~2.7円/Lの値下がりとなった。仕切価格は、このところの原油価格の下落を受けて、4月以降値下がりが続いている。仕切価格は4月で6円、5月に入り3円程度の値下がりとなり、さらに、今回2円強の値下がりとなった。原油価格は、WTIが92ドル/バーレル台、中東産が105ドル台にまで値下がりしており東京工業品取引所の先物相場では、ガソリンが64円~65円/L、灯油が61円~62円、原油が54円まで下落してきた。原油価格は、欧米の株安、ギリシャの政情混迷を背景として、一向に下げ止めの動きがみえないため、国内の市況対策が難しくなってきている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
17日のWTI6月限は前日の92.81ドル/バーレルより続落し、終値は0.25ドル値下がりの92.56ドルに収まった。 WTIの先物相場は、7月限が92.94ドル、8月限が93.19ドル、9月限が93.44ドル、10月限が93.66ドル、11月限が93.83ドル、12月限が94.09ドルを終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)