2012.06.05 のニュース
31日のWTI7月限は前日の87.82ドル/バーレルより続落し、終値は1.29ドル値下がりの86.53ドルに収まった。 WTIの先物相場は、8月限が86.85ドル、9月限が87.17ドル、10月限が87.45ドル、11月限が87.68ドル、12月限が87.91ドル、1月限が88.13ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
原油急落で市況対策難に 市況立て直し見送りか ~先物、業転の下落が続く~
原油価格は下落傾向を強めている。WTIは90ドル/バーレルを割り86ドル台に、また、中東産も100ドル割れ寸前となってきた。為替が78円/ドルと円高基調で推移し、市況対策が厳しい状況となってきた。販売業者の市況対策に取り組む動きがようやく見え始めていたところ、ここ数日での原油価格の大幅な下落によって、再び、静観することになりそうである。現在、ブレントは100ドル台を維持しており、WTIが先行して値下がりを続けているが、これは欧州諸国の財政危機問題、アメリカの株安に連動しているものである。
(提供元:日刊石油タイムズ)
石油エネルギー技術センター(JPEC)は1日、東海大学校友会館で平成24年度の技術開発・調査事業成果発表会を「石油は地球の恵み、ノーブルユースへ技術の挑戦」と題して開催した。この発表会は毎年開催されており、原油重質化対応技術、海外石油動向、水素自動車関連、省エネ関連の各部門ごとに成果を発表した。 基調講演は、「内外エネルギー情勢とわが国石油産業の課題」について、日本エネルギー経済研営所常務理事主席研究員の小山堅氏が論説。
(提供元:日刊石油タイムズ)