2012.08.08 のニュース
3日のWTI9月限は前日の87.13ドル/バーレルより反発し、終値は4.27ドル値上がりの91.40ドルに乗せてきた。 WTIの先物相場は、10月限が91.64ドル、11月限が91.93ドル、2月限が92.33ドル、1月限が92.77ドル、2月限が93.13ドル、3月限が93.32ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
元売各社は、4月~6月の決算を発表したが、原油価格の急落で在庫評価損が発生したことから大幅な赤字となった。 7月入りの仕切価格の値上げでは、小幅な値上げだったこともあり、販売業者もユーザー転嫁の取組みには慎重であった。そのため一時はボトム138円に乗せたが、その後は値下がりしたことで未遂分を残しており、4日からの1円強の仕切価格の値上げを機に、これまでの未達分を上乗せして、再度138円の完達を狙うことになった。
(提供元:日刊石油タイムズ)
元売各社の4月~6月の決算が発表されたが、中核事業の石油事業が原油急落で在庫評価損が発生したことと、国内市況の急落で石油製品マージンも悪化したため赤字となった。 JXホールディングスの「石油精製販売」は909億円の経常損失、コスモ石油の「石油事業」も368億円の損失となった。昭和シェル石油の宕油事業」でも営業損失は207億円となっている。在庫評価損を除いても赤字となっており、市況下落によるマージン減の影響が大きい。
(提供元:日刊石油タイムズ)