2012.09.07 のニュース
石油各社8月の月次決算は黒字か ―原油が上昇、コスト増も転嫁―
石油各社の8月の月次決算は、小幅な黒字となりそうである。原油価格がドバイで約110ドル/バーレルへと値上がりしたことで、仕切価格の連続値上げを実施し、市況の値上げを達成したようである。原油価格が再び値上がりに転じたことで在庫評価益が発生することになり、仕切価格の連続値上げも浸透してマージンも増加、8月の月次決算は黒字となり、業績回復の兆しか出てきたようである。
(提供元:日刊石油タイムズ)
4日のWTI10月限は連休前の96.47ドル/バーレルより反落し、終値は1.17ドル値下がりの95.30ドルに収まった。 WTIの先物相場は、11月限が95.64ドル、12月限が95.98ドル、1月限が96.43ドル、2月限が96.83ドル、3月限が97.14ドル、4月限が97.30ドルで取引を終えた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
石油連盟が発表した「原油・石油製品供給統計週報―全国版8月26日~9月1日-」における「石油製品週末在庫量」によると、ガソリンが221.2万KLとなり対前週差0.8万KL増、軽油が186・3万KLとなり14・5万KL減、石油製品週末在庫量 合計が1251・5万KLとなり32・4万KL減。
(提供元:日刊石油タイムズ)