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2012.10.03 のニュース

エネ重点策に業界の要望加わる ―石油火力の位置づけなどは再度要望―  

 総合資源エネルギー調査会でのエネルギー調査会でのエネルギー基本計画の審議は、政府の「革新的なエネルギー・環境戦略」(原発ゼロ)が閣議決定とならず見送り(参考資料扱い)となったことから中断している。だが、来年度予算要求の前提となる、今後の石油などのエネルギー重点策については、とりまとめの段階となっている。この重点策を基に、経済産業省は石油業界の要望を組み入れて予算要求を行なっている。  政府のエネルギーミックスの選択肢(原発依存度)が閣議で決定されれば、これにエネルギーに関する重点策を加えることで、エネルギー基本計画が決まる状況にあった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI続伸92.19ドル ガソリン前日比6%の高騰が波及  

 28日のWTI11月限は前日の91.85ドル/バーレルより小幅に続伸し、終値は0.34ドル値上がりの92.19ドルに乗せてきた。  WTIの先物相場は、12月限が92.56ドル、1月限が93.00、2月限が93.42ドル、3月限が93.76ドル、4月限が93.98ドル、5月限が94.11ドルで取引を終えた。月物が統伸し、前日比6%高と騰勢を強めている。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン仕切2円下げ 末端市況の維持は困難か ~連続値上がりも一服状態~  

 ガソリンの9月仕切価格は1日からが10銭~20銭/L値下げ、9日から90銭~ 1円の値上げ、15日から40銭の値上げ、22日から80銭~90銭の値下げ、29日から2円の値下げと小幅な変動が続いたが、2週連続の値下がりとなった。  一方、末端市況は、みずほ総合研究所の調査価格でみると、24日は149円20銭/Lで、前週に比べると50銭の小幅な値上がりであるが7週連続の値上がりとなっており、8月初めの140円に比べると9円の値上がりとなる。しかし仕切価格が29日から2円の値下げとなったことで、今後は値下がり局面となりそうで、下げ過ぎを警戒する状況となってきた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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